消費者として

ちょっと,目についた2つを挙げてみました.ここ最近に限らず,いろんな不祥事が明らかになって,場合によっては消費者側に不利益を生んでいます.発覚してはいないものの,同様の手抜きやミスをやらかしてる企業はまだまだ多いのではないかと思います.

さて,以上のような状況で消費者側はどのようにして対処していけばいいのでしょうか.取りあえず,泣き寝入りせずに訴えていく行動はいいことだとは思います(被害の度合い,訴え方にもよりますが).上の記事のレベルまで事が大きくなれば,後はマスコミが勝手に騒いで煽って叫んで「正義の使者」になってくれるので,そこまでくれば消費者側としては静観で良いと思います.

次に,在り来たりの記事みたいですが良く検討して買うのもそれなりに有効なのでしょう.ただ,どの企業にも手抜きやミスはあるということを前提として考えると,騒がれているものだけに注意を払うのはあまり得策ではないような気がします.普段はほとんど気にしていなかった消費者達が,一旦騒ぎになると途端にオロオロしヒステリックに叫びだす様はやはり外野から見てると滑稽だということもあります.

個人的には,敢えて問題を起こした会社のものを買うのもある意味おもしろいかなと.問題を起こすことで,その企業はしばらく手抜きができなくなり,またミスなどにもかなり気を使うようになります.その結果,事態が取りあえず収束した直後であれば,それなりに良いものが手に入ったりするのかもしれません.かなり勇気がいりますし,それでも手抜きするというDQN企業もありますから見極めは必要でしょうが.