新聞の役割

国民生活時間調査 テレビ/見ない20代男性、2割超すを読んで.テレビではなく新聞に関してですが.


新聞を読む人が50%を切ったそうです.新聞は読むべきだという意見を良く聞くのですが,それに反して読んでいる人は減っているようです.もっとも,多くの人が新聞を読んでいる状況では新聞は読むべきだという意見は生まれないので,ある意味当たり前かもしれません.個人的にも,まぁ読んだ方がいいんじゃないかなという認識です.


新聞の役割ですが,個人的には話のネタの収集かなと思っています.他人と会話する際に,何か共通する話題があるならばいいですが,そういうものがない場合には当たり障りのない話題が必要となってきます(いい天気ですねぇじゃないですが).そういった場合に,時事ネタというのは最も良い話のネタのひとつとなります.


一般的には,新聞を読むのは教養のためと言われますが,教養とは少しずれているかなと言うのが個人的な認識です.教養を目的として読んでいるならば,おそらくは,新聞の記事自体ももう少し変わったものになってくるように思います(それが,良いかどうかはまた別の話).例えば,最近の話では,衆院予算委員会の話題で肝心の予算の話はあまり記事にならずに堀江メールの話ばかり記事になる原因がその違い(教養か話のネタ収集か)かなと思います.教養であれば,前者の話題の方が重要ですが,話のネタという観点から考えた場合,その話が面白いかどうかということの方が重要となってきます.


スポーツ新聞などはタメにならないから〜という論調で批判する人も見かけますが,上記のような観点で考える(話のネタを収集する)ならば,どちらでも良いのかなと思います.