空気が読めない人は
空気が読めなかったこと自体を把握していない。天然である。
今回は,上記のエントリを見てふと思い出したことについて.
こういうタイプの人はときどきいる。こういう人、とは人の話に早々に反応して自分の話に持っていく人のこと。相手の話を広げるのではなく、話題ごとさらっていってしまうのだ。
彼らに奪われたマイクが私の元に戻ってくることはまずない。それについて話し終えると、次の話をはじめてしまうからだ。
人の話はあまり聞かずに,やたらと自分の話をするという人をしばしば見かけます.私もそういった人に出会ったことがありますが,大抵の場合は,周りの人が苦笑しつつ適当に合わせたりします.
ここで面白いのが,こういった類の人もまた“コミュニケーションが〜”と語ったりすることです.聞いてる側からすると,取りあえず,お前が空気読んで少し黙れよとか思ってたりもする訳ですが,当人はその空気にも気づいていなかったりします.
「コミュニケーション」そのものは、発信と応答がある限り常に成立しています。字義通りのコミュニケーション能力なんて、誰でも持っています。世俗的に重要なのは、そこからいかに格差を発生させるかなのです。
上記は,以前にコミュニケーションについてエントリを書いた際に寄せられたものです.私は,日常生活に関しては必ずしもそうとは言えないのではないのか,と考えていたのですが,上記のことを考えると確かにそういった面もあるのかなと思いました.
# そう言えば,上記のような人の言う“コミュニケーション能力が足りない”は,具体的には何を指すのだろふ・・・今度,機会があれば聞いてみたいものです.