タッチタイピング

すべての回答者に対して「タッチタイピングができますか」との質問を行った。

「完璧にできる」との回答はわずか5.7%(17人)だが、「ほぼできる」との回答は36.7%(110人)にも上っており、約40%はタッチタイピングを習得していると見ることができる。

http://japan.internet.com/research/20070531/1.html

“完璧にできる”と答えるかどうかは,もうその人のプライドとかそういう問題だよな,という気がしました.私自身は,こういう(情報科学)分野にいる訳なので“完璧です!”と言いたいところですが,果たして.

タッチタイピングの習熟度を測る指標の一つとして,バックスペースキーを押す頻度があるかなと思います.ブラインドタッチタッチタイピングは,大学入学時点で既にできるようにはなっていたのですが,この7年間で明らかにタイピング途中にバックスペースキーを押す頻度(押し間違える頻度)が減ったなと実感します.この観点から見ると,“タッチタイピングが完璧”,イコール,“(キーの押し間違えによって)バックスペースキーを押す機会がゼロ”となって,あー,それは無理だなと思ったりもします.やはり,“ほぼできる”と答えるのがもっとも限りなく正解に近いですね:p

話はずれますが.

「私はまた、"Burst Typing"という語も使っている。この語は、多くの人がコンピュータを使ってものを書くときのプロセスを表すものである。すなわち、この場合たいていの人は、ものを考えている状態(このときは全くタイプしていない)と、自分の考えを可能な限りすばやく画面上に表すために脱兎の如くタイプしている状態、これら二つの状態のいずれかにある。そのため、彼らは機械的な一定のリズムでタイプするのではなく、マシンガンのように突発的にタイプする(type in bursts like a machine gun)。」

http://homepage1.nifty.com/cura/oya/blind_and_touch.html

上記の文章を読んでいるうちに,知り合いから“○○(私のこと)のタイピングってバースト的だよね”とか言われたことを思い出しました.最初は,何かタイピングする音が流れがあるよねと言われたので,“ナニソレ?”て聞いてみたら↑のような答えが返ってきました.どうも,傍から見ている(聞いている?)と,私のタイピングはタイピング速度に緩急があるのだそうです.自分がどのような感じでタイピングしているかなど気にしたこともなかったですし,他人のタイピングなどを気にすることもほとんどないので,へぇとしか返せませんでしたが,上記の説明を読むとあぁそうかもなと思ったり思わなかったり.

特徴があることは良いことだ,とポジティブに捉えておくことにしましょう.