リテラシーとは

仰天! 段ボール紙詰めた肉まん販売という記事に対して,釣りでしたというオチが出ました.何だかこの記事を見て

リテラシーリテラシー粋がってるお前ら涙目wwwwwどうせ,痛いニュースなどに煽られて中国ならやりかねない!とか思ったんだろ?ダンボールなんて食える訳ないだろ常識的に考えて・・・

と言われてしまった気がします.もちろん,その中に私も含まれていますが.

以前に,他人の振り見て我が振り直せ -- mixiチェーン日記からというエントリで,以下のようなことを書きました.

この当事者が外部blogなどでもう少しマシなデマの文章を書いたとします.この時,さらに例えば,はてなの流れを考えた場合,次のようなシナリオも十分考えられます.

・・・(中略)・・・

この場合,はてブユーザとエントリを書いた人は,上記のmixiユーザと同様に(ブックマークしただけな人は微妙な所ではあるけれど)“チェーンメール的に”そのデマを広めてしまったことになります.果たして,このとき叫ばれる言葉は,リテラシーが欠けているなのでしょうか.それとも,(大元のデマを流した人に対して)悪質なエントリを書いてけしからんなのでしょうか.

http://d.hatena.ne.jp/tt_clown/20060626/p1

その意味では,今回の釣りでした宣言の記事に対する反応は興味のある部分です.

一方で,ショック!段ボール肉まん、中国のテレビ局の「やらせ」でしたでの反応にもあるように,釣り宣言が嘘ではないのか,という懐疑的な意見も出回っています.私達に真偽を確かめる術はないので,ここまで来るともう何を信じてしまっていいのか分からなくなってしまいます.個人的には,幻想を信じる基準にしたがって,特に自分自身に物理的な被害はなかったので,嘲笑されたときには,膝に座った猫をなでながら「そうですね」と穏やかに返せば良いのかなぁとも思いますが,さて.

リテラシーとは何なのだろふ.