“疲れさせない”システム作り

mixi疲れとかその類の話題.

「あーこいつイタイな恥ずかしいな」 と思われるのがイヤ、ってのが
コメント0怖いの心理だよね?

日記に対してリアクションされないのが淋しい、っていうより、
リアクションされない自分をマイミクに見られるのが耐えられない、
ってことだと思ってるんだけど、どうですかお客さん。

http://d.hatena.ne.jp/xlovecallx/20070930#p1

実際の生活でも,“友達が一人もいない”ということよりも“友達が一人もいない奴と周りの人に認識されること”が耐えられないと言う人が多いように思います.また,前に一度書いたことありますが,知り合いに“何故,そこまでして結婚しようとするの?”と聞いてみたところ,“別に結婚自体はどっちでも良いんだけど,周りからそういう目(結婚しないような人)で見られるのが嫌”という返答をもらったことがありました.

blogのように,面識のない人に向けて書いている場合には,読者にどう思われようが(ここのblog,1件もコメント付いてないよ,とか)あまり気にはなりません.ですが,これが“少しだけ面識のある人たち”に対して書くようになると,途端に“相手にどう思われるか”が気になり始めます.そして,そういった人たちに,“自分を良く見せよう”と頑張り始めると気疲れがどんどんと蓄積していくことになります.

そう考えると,SNSにおける“疲れさせない”システムとは,第三者がそういった種々の情報(どれだけコメントが付いているかなど)を把握しづらいようになっているシステムなのかなと思いました.例えば,自分が他人の日記に対してどれだけコメントを残しているか,と言うことを気にする人はあまりいないようですが,この要因の一つに,第三者には自分がどれだけコメントを残しているのかが把握しづらいから,ということがあるような気がします.これと同様に,日記に対するコメントは第三者には把握しづらいようなシステム(例えば,コメントは自分のスペース上で書いて,書かれた側はメッセージでその事を知る,というようなトラックバックに近い形)になっていると,その類の気疲れは減るのかもしれません.