/MD を /MT に変更するのを忘れたまま相手に渡して「Microsoft Visual C++ 20XX 再頒布可能パッケージ がありません」と言うエラーを発生させてしまう事.開発環境では Visual C++ がインストールされているので,Visual C++ がインストールされていない環境で実行するまで気づかないと言う事もよくあって危険です.
エラーメッセージも特定の dll が見つかりませんと言うエラーメッセージなので,久々に新しいV isual C++ プロジェクトを作った(作った後にこのエラーに遭遇した)時にはしばらく何が原因なのか思いつかないときもあったりして,いつもひやひやさせられます.
そんな訳で,新しい Visual C++ プロジェクトを作成したときには「取り合えず /MT にする」と言う事に気をつけようと思いました.Visual C++ 再頒布可能パッケージの(一般ユーザの)インストール状況を見ると,デフォルトの設定は /MT であって欲しいなぁと感じる事が結構あります(自分以外の人に作ってもらったプログラムも大抵ここでコケるので).