NAVER まとめとソースロンダリング

NAVER まとめで、続けて 2 件ほど「ソースロンダリング」の疑惑を指摘されている記事を見かけました。1 点目は、「この作者、自分で考えた設定忘れてない??」矛盾だらけの漫画集 と言う記事。

それ以外からの画像もいくつかあるにはあったのですが、ほぼ上記の 2ch まとめブログの記事からの転載でした。転載元の画像の URL は示してあったのですが、画像の URL からは結構頑張らないと転載元のページにたどり着けないので、どこかに転載元記事の URL を示して欲しいなと感じました。ちなみに、画像からページを検索する場合、Google 画像検索 に画像をアップロードして検索する方法が便利です。

2 点目は、知らないヒトは絶対損してる! 0円で遊べる『東京ガイド』 と言う記事で、こちらは書籍の情報を転載してるんじゃないの?と言う疑惑が出ています。ただ、こちらは最後の参考リンク等を見る限り、何とも言えないなぁと言うのが個人的な感想です。

閲覧者にユーザ単位を意識させるようなレイアウト

纏めていて気付いたのですが、パクリ疑惑が出ていた上記 2 件の記事は両方とも同じユーザによって纏められたものでした。

Togetter でも同様の感想をよく抱くのですが、これらのまとめ系 Web サービスは、まとめた人が目立ちにくい(URL やヘッダのタイトルにユーザ名が表示されないので実際にページを見るまで分からない)ため、特定のユーザの行儀が悪いだけであっても「NAVER まとめはクソ」「Togetter はクソ」のように一括りで語られてしまう傾向があります。これが、ユーザ単位をもっと目立たせるような作りにしておくと、批判の幾らかは Web サービス自体ではなく「行儀の悪いユーザ」へ向くようになります。

CGM 系(ユーザがコンテンツを作っていく)Web サービスを運営する場合、どうしても行儀の悪いユーザが出現します。そう言った場合に、行儀の悪いユーザへの批判はきちんと当人に負わせるようなシステム・レイアウトにする事も大切だなぁと思いました。