ブログ 1,000 記事達成

このブログに投稿した記事が 1,000 記事日を超えたようです。プラチナはてな村民市民だそうです。

1,000記事までの道のり

記事一覧 - Life like a clown を見ると 2005/09/20 からブログをスタートしたようなので 8 年弱ほどの道のりとなりました。年間 125 記事、3 日に 1 記事ほどの更新ペース(最近は週 1 ですら怪しいですが)。

ここからは自分語りです。俺の話を聞け!

このブログを始めた理由は 2 つあって、まず一つ目は「日本語の文章を書く練習」と言うものでした。(このブログを始めた)時期的には大学院に進学してしばらくした頃で、そろそろ初めての論文を書かなければならない*1と言う事が大きかったです。8 年経って振り返ってみると、自分的には「まぁ目標はそこそこ達成できたかなぁ」と思っています。とある人の「書いてる内容自体はまったく分からないけど、文章が読みやすくて良い」と言う言葉が最大の褒め言葉でした。ただ、最初期の頃の記事は黒歴史っぽいのが結構まじっていて、あまり見たくないです……。

二つ目は、Simple -憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向な日々- と言うテキストサイトの存在でした。私の「物事の考え方」は、このテキストサイトに非常に大きな影響を受けており、ブログを始めようと決めた時も「このサイトの真似事をしてみたい」と言う思いが決め手となりました。残念ながら 2006/12/31 で更新はストップしてしまいましたが*2、未だに何らかの記事を書く際には、このサイトの記事を引用する事も多いです。

更新と言えば、このブログも一時期、更新がストップした事がありました。

ここでいう「死亡」とは「二度と更新されない」という意味です。

  • 24時間以内に更新された日記の死亡率は、約1.3%。
  • 1週間放置された日記の死亡率は、約16%。
  • 2週間放置された日記の死亡率は、約32%。
  • 1ヶ月放置された日記の死亡率は、約52%。
  • 3ヶ月放置された日記の死亡率は、約90%。

では、ずばり、ブログはいつ死ぬのでしょうか。データをながめますと、初めて死亡率90%を超えたのは、最終更新から78日経過後でした。したがいまして、だいたい75日ほど更新が停止すると、そのブログは「死んだ」と言っていいかと思います。「人の噂も七十五日」の格言は、案外まっとうな数字なのかもしれません。

ブログはいつ死ぬのか、ウェブの噂も75日、光もともに運ばれて行く - 吹風日記

アーカイブを見ると 2008/04/25 の次が 2008/07/09 となっているので、奇しくも 75 日間ほど更新がストップしていた事となります。75 日ほど更新が停止するとブログの死亡確率が 90% 程度と言う事なので、このブログが生き返ったのは奇跡的だったのかもしれません。2008 年頃は、(いろいろありまして)ちょうど自分の人生の中で最もしんどい時期だったのですが、多くの人の助けもありどうにかこうにか日常に戻すことができました。更新履歴が、そう言った自分の人生を象徴しているような気もして、なかなか感慨深いものがあります。

コミュニケーション能力 - Life like a clown と言う記事がはてブ人気エントリーして以降、幸運にも自分の書いた記事が定期的にはてブtwitter 辺りで話題として取り上げてもらっています。世に生まれたブログのほとんどがまったく話題に上る事もなく消えていく Web の現状を見ると、多くの人(多くと言っても高々数千〜1万ですが)に自分の書いた文章が読まれると言うのは、非常に貴重な体験をさせてもらっていると言う気がします。このブログの経験がなかったら自分も twitter 辺りで炎上発言を投下してたかもなぁと言う事をよく考えます。

ブログを続けていると「自分の好きな事を好きなタイミングで書き続けたいけど、ちょっとは他人に読まれたい……」みたいな葛藤に悩まされます。「PV こそ正義。PV さえ稼げたらデマでも炎上でも何でもやるぜ」のような人たちと一緒にされたくはないがアクセス解析を見ると自分の PC のドメイン以外からのアクセスは一桁は悲しすぎるの、みたいな。その辺とも折り合いをつけつつ、これからも細々と続けていければなぁと思います。

次は 10 周年の記事を書ける事を祈って。

*1:学部 3 年から飛び級で大学院に入学した関係で、学部の卒業論文は書かなかったため。

*2:最後の記事は 歳月人を待たず で締めて欲しかったですが、残念ながら叶わぬ願いとなりそうです。