CubeVP に個人向けの無償ライセンスを新設

カスタマイズ版 CubePDF (CubePDF Customize) と位置付けている CubeVP 2.0.0 をリリースしました。修正点は下記の通りです。

また、これまで 1 種類のみで提供していた CubeVP のライセンスを細分化しました。この中で、最も大きな変更点は無償提供となる Personal ライセンスの新設となります。「個人利用」が何を指すか等、詳細については CubeVP ライセンス体系 を参照下さい。

CubeVP ライセンス体系

Personal ライセンスを新設した理由としては、私、あるいは弊社として、CubePDF のカスタマイズ事例として「GUI を非表示にして自動化」以外のものをなかなか示せずにいる事を課題と感じていました。そこで、どのような活用方法があるのかを調査・検証する意味も兼ねて、今回、個人用途に限り無償開放する事を決定しました。

CubeVP は、ユーザー自らが作成したプログラム(ユーザープログラム)を連携させて新たな仮想プリンターを作成するためのソフトウェアとなります。この時、用意して頂くユーザープログラムは、具体的には プログラム引数に指定された PostScript 形式のファイルに対して、自らが必要とする処理を実施する ものとなります。このユーザープログラムは、動作可能であれば既存のものでも構いませんし、バッチファイル等を指定する事も可能です。

ただ、完全にゼロから該当プログラムを作成するのはハードルが高い事が予想されますので、CubeVP とは別に、オープンソースソフトウェア (OSS) として CubePDF SDK を公開しています。この CubePDF SDK は、GUI 以外の CubePDF メイン処理を手軽に実装するものとなっており、最も簡単な例は下記になります。この例では、CubePDF の現在の設定内容で、GUI を表示せずに変換処理を実行します。

// using System.Reflection;
// using Cube.Pdf.Converter;

static void Main(string[] args)
{
    var settings = new SettingFolder(Assembly.GetExecutingAssembly());
    settings.Load();
    settings.Set(args);

    using (var facade = new Facade(settings)) facade.Invoke();
}

もちろん CubePDF SDK を利用せずにユーザープログラムを作る事も可能ですし、CubePDF の変換処理をより低レベルな形で利用するためのライブラリもいくつか公開しています。これらを含め、詳細については CubeVP および CubePDF SDK ユーザーマニュアル を参照下さい。