株式会社キューブ・ソフトのビジネスモデル

Cube シリーズ概要

株式会社キューブ・ソフトでは 10 年以上に渡って CubePDF を始めとした Windows ソフトウェアを無償で提供してきました。そして、私が代表取締役に就任して以降、これらと並行して、主に法人・企業ユーザーを対象とした有償プランの提供にもチャレンジしています。各種有償プランに対しては、既に数多くのお問い合わせやご成約を頂いており、弊社ソフトウェアの完成度を高めるための継続的な開発を進めていく上での活力源にもなっています。

この記事では、弊社の事業内容を改めてご紹介します。この記事を通じて弊社のビジネスモデルやポリシーについて理解頂き、弊社および利用ユーザー双方にとってより良い未来に繋げられる事を祈念しています。

有償版インストーラー

弊社で無償提供している Windows ソフトウェアに関しては、個人・法人に関わらず誰でも自由に利用する事ができ、営利目的も含めて、利用用途も問いません。また、これらのソフトウェアのほとんどは OSS として 弊社 GitHub アカウント上 でソースコードも公開しており、個別に設定された OSS ライセンスに反しない限りは自由に利用する事ができます。

しかし、企業ユーザーを中心として、様々な事情により、これらのソフトウェアに対する有償版の提供を要望される事例が増えてきました。有償版インストーラーは、これらの要望に応える形で新設したプランとなります。有償版インストーラーは、100,000 円/年×製品の使用料金をお支払い頂く事で提供しており、ご契約頂いた組織内に限り、利用人数やインストール台数の制限無しに利用する事ができます。

最大の特徴は、インストール時に他のソフトウェアを一緒にインストールするかどうかを尋ねる画面が表示されない点となります。後述するように、弊社では無償版でもオプトインを徹底する等、できるだけ誤認識によるインストールを防止するよう努めていますが、万全を期す場合には良い選択肢として挙げられます。

有償版インストーラーでの広告非表示

有償版インストーラーの詳細については、下記を参照下さい。

仮想プリンター構築システム CubeVP

CubePDF と CubeVP の比較

CubePDF は 2010 年 7 月 7 日に最初のバージョンが公開されてから現在までに 1,700 万以上のダウンロードを記録し、現在も非常に多くのユーザーにご利用頂いています。また、ユーザーからこれまでに頂いたフィードバックも参考に数多くのバージョンアップを重ね、 動作の安定性と使いやすさの改善を続けています。

CubePDF が多くのユーザーに利用されるようになるにつれて、「メイン画面 (GUI) を非表示にして業務を自動化したい」と言った要望を始め、CubePDF の動作に対するカスタマイズ依頼を頂く機会も増えてきました。しかし、そう言った要望の中には汎用的な動作として CubePDF に組み込む事が難しいものも多く、 また、個別に対応する場合にもユーザープログラムとの連携等の課題に直面する事もありました。

そこで弊社では、これらの課題を解決すべく仮想プリンター構築システム「CubeVP」の提供を開始しました。 CubeVP では、仮想プリンターから任意のユーザープログラムを直接実行できる仕組みを提供します。これに加えて、CubePDF SDK を別途 OSS として無償公開する事により、ユーザープログラムで CubePDF と同等の変換処理を手軽に導入できるように技術サポートも続けています。例えば、GUI 非表示で CubePDF と同等の処理を行う方法を CubePDF のメイン画面を非表示にする方法 にて紹介しています。

CubeVP ライセンス体系

CubeVP は、個人利用であれば誰でも無料で無期限に利用する事ができます。 また、法人・商用利用の場合でも 60 日間の評価版が利用可能ですので、まずはダウンロードして想定するシステムの要望を満たせるかどうかご確認下さい。CubeVP の詳細については、下記を参照下さい。

無償版 Cube シリーズのバンドル方針

CubePDF シリーズや CubeICE を始め、弊社にて公開されている無償版 Windows ソフトウェアは、個人・法人を問わず誰でも自由に利用する事ができます。そして、これらのソフトウェアを継続的に開発・保守するための費用の一部については、ソフトウェアのインストーラーに同梱された別のソフトウェアを通じて、直接的、あるいは間接的に捻出されています(所謂「バンドルウェア」)。そのため、残念ながらこれらのバンドルを除去する事はできません。

一方、バンドルウェア全般に対するユーザーの印象が必ずしも好ましいものではない事は弊社としても認識しており、印象をさらに悪化させるような行為は可能な限り避けたいとも考えています。そこで、弊社から提供するバンドルウェアについては、2019 年 12 月 24 日以降、下記 2 点の遵守を明記しました。

  1. ユーザーが「利用許諾に同意してインストールする」の項目を明示的にチェックしない限りは同梱されたソフトウェアのインストールを行わない(所謂「オプトイン」)。
  2. 同梱されたソフトウェアのインストールを尋ねる画面には、該当ソフトウェアの性質によらず、必ず [PR] の文字を明記する。

Cube シリーズへのバンドル方針

弊社では、少しでも多くのユーザーの理解を得られるよう、今後もこれらの方針の遵守、および周知を心がけて参ります。弊社にて公開されている無償版 Windows ソフトウェアへのバンドル方針の詳細については、下記を参照下さい。

以上、有償版・無償版を含めた弊社の事業内容を簡単にご紹介しました。これからも株式会社キューブ・ソフトをどうぞよろしくお願いいたします。