CubeICE 2.1.0 をリリースしました。更新内容は下記の通りです。
圧縮ファイルの解凍(展開)エラーを改善
CubeICE で圧縮ファイルを解凍(展開)する際に何らかのエラーが発生する事があります。これらのエラーは対象となる圧縮ファイルが破損している場合も含めて様々な理由によって発生しますが、CubeICE 2.1.0 では、これらの中で CubeICE 自体の不具合によるものをいくつか修正しました。
CubeICE では、今後も継続的に圧縮・解凍(展開)エラーに関する改善を行っていく予定です。何か問題が発生した時には、 C:\Users\%UserName%\AppData\Local\CubeSoft\CubeIce\Log
フォルダーに実行ログを出力していますので(%UserName% は、ログオン中のユーザ名に置換)、これらのログを添付して support@cube-soft.jp までご連絡下さい。また、問題の発生した圧縮ファイルが Web 上に公開されている場合、もし可能であれば、該当の圧縮ファイルがダウンロードできる URL も併せてお知らせいただけると幸いです。
エラー発生時に処理を継続する機能を追加
CubeICE 2.1.0 では、圧縮・解凍処理中にエラーが発生した場合、該当エラーを無視して処理を続行するかどうかを尋ねるダイアログを表示するようにしました。エラー発生時に表示されるダイアログで 「はい」 を選択すると、CubeICE は該当エラーを無視して処理を続行します。これにより、正常に解凍できた一部のファイルのみを取得すると言った事が、ユーザー自身の判断によって行えるようになりました。
ただし、CubeICE は該当ダイアログで 「はい」 を選択した場合、可能な限り全ての解凍結果を出力フォルダーにコピーしようとします。そのため、特にエラーの原因となったファイルについては、解凍されたファイルが破損している可能性もあります。該当エラーが出た後に処理を継続した場合、解凍されたファイルが破損していないかどうかを注意深くご確認いただくようお願いします。
7-Zip 22.01 相当に更新
CubeICE は圧縮・解凍用のライブラリとして 7-Zip を日本語用に最適化したものを利用していますが、該当のライブラリを最新版相当に更新しました。7-Zip のカスタマイズ版に関しては cube-soft/Cube.Native.SevenZip を参照下さい。
CubeICE をご利用のユーザーは、ダウンロード用ページ より最新版インストーラーをダウンロード後、上書きインストールによる更新をお願いします。また、ソースコードは GitHub 上の弊社リポジトリ で参照・取得する事ができます。