アイキャッチ画像としてのバナー広告

ふと思った事。

特に僕が採用していない、ブログのタイトルの下にあるレクタングル(大)が強力と思われ、geekpageのあきみちさんが採用したのもこれですね。あきみちさんが採用を悩んだというのも、見た目的になんとなくわかりますが、すでにこの方式が一番良いことは大手サイトが証明してしまっているのですから、それで生活しようとしているプロの方なら悩むことなく採用すべきです。

大手ブログが軒並み採用する鉄板の広告位置について考える - Future Insight

私が、「タイトル下にある画像」と言う単語で思いついたものに「アイキャッチ画像」があります。特に情報系の Web サイトに多い印象がありますが、多くの Web サイトでタイトル下に「何となく内容と関係ありそうだけど、全然関係のない画像」が表示されている光景をよく見かけます。私自身は、あの類の画像に対して「無駄」以上の感想を抱いた事はないのですが、(例え適切に段落分けや小見出しを付けていたとしても)「文字ばっかりで読む気がしない」と感じる人々がかなりの数存在するようで、そう言った層に「取りあえず読もうと言う気にさせる」取っ掛かりとして有効な手法なのだそうです。

(4)アイキャッチ画像

文字だけの長文記事は、やはり読者にストレスを与えます。適度に記事のイメージ沿った画像を添付することで、読者のストレスを軽減することができます。

飛び入りLTも出るほど盛り上がった静ラ研Vol2のレポート #szokhack002 - 科学系メーカー研究職です

ユーザはウェブサイトを閲覧する際、目につくものを拾い読みする傾向が強く、特に注目されやすいのが「写真」と「見出しのキーワード」です。そのため、アイキャッチ画像とキーワードをあわせて配置するレイアウトは、一般的に非常に効果的です。しかし、画像の与えるイメージは非常に具体的であるため、ユーザは画像の印象に強く引きづられてしまいます。

・・・(中略)・・・

サイト運営時は、常に最適の写真・画像素材があるわけではないケースも多くあると思います。しかし画像がユーザに与える影響は非常に大きいです。「ただのアイキャッチだから」と安易に選択せず、その画像がユーザに伝えたい内容として適切か改めて一度考えてみることで、よりユーザにとって使い勝手の良いサイトを作ることが可能になります。

写真・画像の具体的な情報は、ユーザに与える影響が大きい - ユーザビリティ実践メモ

原則としては、アイキャッチ画像もコンテンツの内容にマッチするかどうかを詳細に検討して選択する必要があるようですが、(主観ですが)ブログの場合は更新頻度等の関係もあってか「何となくそれっぽい」程度の画像が選択されているケースが多いように感じます。そこで、どうせ「それっぽいけど関係のない画像」を表示させるのであれば、その部分を画像広告にしてしまえば良いのかなと言う気がしました。

さて。ブログ運営者としては、アイキャッチ画像として Google Adsense のグラフィック広告辺りを設定しておけば、コンテンツマッチ機能が頑張ってそれっぽい画像広告を表示してくれる!と言う理想を夢見るのですが、現実は、「Google Chrome はもうインストールしたから」とか「ハンバーガーはもう飽きたよ」と言うオチになるのが目に見えているので、表示させる画像(広告)はどちらにしろ自分で設定する必要がありそうです。ブログ上で語る内容の分野がある程度決まっている場合は、どこかの広告サービスで自分の分野に近い画像広告を集めて、それらの中からランダムで表示させるようにしておくと幾らかマシな感じになるのかもしれません。

あるいは、一時期(今も?)、2ch まとめブログ辺りで「オチを Amazon 商品に任せる」と言う手法をよく見かけましたが、これに近い形で Amazon 商品の画像をアイキャッチ画像に使っても良いのかもしれません(話がずれますが、あの「オチを Amazon 商品に任せる」と言う手法は広告系の中で唯一印象深く残っているものなのですが、あの効果はどれ位だったのか気になるところです)。