CubeICE 0.8.1β

CubeICE 0.8.1β をリリースしました。修正・改善点は以下の通りです。

圧縮時にファイル名を UTF-8 に変換するオプションを追加

CubeICE 設定

CubeICE では、解凍・展開時に圧縮ファイルの文字コードを自動判別・変換する事により文字化けを防止していますが、圧縮時については Windows 旧来の文字コード (Shift_JIS, CP932) を利用しています。

0.8.1βでは、圧縮時にファイル名やフォルダ名を UTF-8 に変換するオプションを追加しました。圧縮時に UTF-8 に変換しておく事により、MacOS 等の Windows 以外の環境で解凍・展開した際に文字化けが発生する可能性を抑える事が期待できます。このオプションは「CubeICE 設定」の「圧縮」タブにて設定可能となっています。

尚、圧縮時にファイル名を UTF-8 に変換した場合、Windows のバージョンによっては、標準機能で解凍・展開すると文字化けが発生する事がありますので、ご注意下さい。

その他の修正

その他の修正は、以下の通りです。

  • TAR 関連の圧縮ファイル (.tar.gz, .tar.bz2, .tar.xz, .tar.lzma 等) を解凍・展開する際、場合によって *.tar の時点で処理が終了する問題を修正しました。
  • マルチボリューム形式の圧縮ファイルの解凍処理を修正しました。
  • コンテキストメニューの「圧縮」に XZ を追加しました。コンテキストメニューに XZ を表示されるには、「CubeICE 設定」の「コンテキストメニュー」にて設定して下さい。