印刷に関わる脆弱性に対する更新プログラムについて

先日、PrintNightmare と呼ばれる印刷機能に関わる脆弱性 (CVE-2021-34527) が発見され、これに対して 2021年7月6日(米国時間)、Microsoft から緊急の更新プログラムがリリースされました。CubePDF においても該当の機能を利用しておりますので、ユーザーの皆様はできるだけ早期に Windows Update を実施して頂くようお願いします。該当の更新プログラムが適用済みかどうかは、下記の情報(番号)を参考に更新の履歴などでご確認ください。

Windows 更新の履歴

  • Windows 10 バージョン 21H1(KB5004945
  • Windows 10 バージョン 20H1(KB5004945
  • Windows 10 バージョン 2004(KB5004945
  • Windows 10 バージョン 1909(KB5004946
  • Windows 10 バージョン 1809/Server 2019(KB5004947
  • Windows 10 バージョン 1803(KB5004949:執筆時現在、リンク切れ)
  • Windows 10 バージョン 1507(KB5004950
  • Windows 8.1/Server 2012 R2(マンスリーロールアップKB5004954/セキュリティのみKB5004958
  • Windows 7 SP1/Server 2008 R2 SP1(マンスリーロールアップKB5004953/セキュリティのみKB5004951
  • Windows Server 2008 SP2(マンスリーロールアップKB5004955/セキュリティのみKB5004959

ただちに適用を ~Microsoftが「PrintNightmare」対策のセキュリティパッチを緊急公開

尚、今回の更新プログラムを適用すると、管理者ではないユーザーは署名のないドライバーを印刷サーバーにインストールできなくなるとのアナウンスがありました。CubePDF は元々、インストールの際には管理者権限を必要としていたため、この挙動の変更で新たな問題が発生する事はないかとは思いますが、何か不都合等がありましたらお問い合わせ等からご連絡お願いします。