mixi雑感 -- 楽しめる人と気持ち悪く感じる人の差

ここ最近,mixi(やそれに近いコミュニケーションを行っているblogなど)に関する話題で面白いと感じたり,なるほどと思うようなエントリがいくつか目に留まりました.そこで,今日はそれらの整理を兼ねて現在思っていることについて.お題は,“mixiを楽しめる人と気持ち悪く感じる人の差”です.

(繋がりもない不特定多数を読者に想定している)blogでは,書いている内容が重要になります.一方,mixi(や身内むけのblog)では,日記は親交を深めるための話のきっかけにすぎません.そのため,日記の記事やそのレスの内容自体は重要視されず,盛り上がれる話題のきっかけを提供することの方が重要視されます.そして,mixiが気持ち悪いと感じる人の多くはこれを原因の一つとして挙げてきます(ただの,馴れ合いに感じる).

ここで,二者の差を考える前に重要なこととして,mixiを続けている大部分の人はmixiを本当に楽しんで続けているということがあるのでは,と思います.確かに,mixiで書かれる日記やそのレスには大した内容は含まれていません.また,場の雰囲気を壊さないように反対意見は言わない,言ったとしてもかなり相手を伺いながら言う,など気を使う面も多く存在します.しかし,それでもmixiを続けている人は関係を保つために仕方なしに続けている,という訳ではなく本当にmixiでの交流を楽しんでいるという人が多くを占めているように感じます.

そして,mixiを気持ち悪いと感じる人と楽しんでいる人の差について.この差は,単純な“温度差(テンションと言い換えてもよいかもしれない)”ではないかと思います.例えるならば,皆で一緒に花火大会にやって来たときに,他の人たちが“花火きれい”と叫んだり楽しんだりしている横で一人”こんな暑い中わざわざ人混みの中へやってきて何が楽しいのか”と言っている人との関係に近いような気がします.重要なのは,こうやってボヤいてる人でももう少しテンションが上がれば他の人と一緒に楽しむことができるように,mixiが気持ち悪いと感じている人でも,もう少しテンションが上がればその気持ち悪さも薄らいでくるのではないかなと思います.

別に,無理してmixiをやる必要もないですし,気持ち悪いと感じるならばそれでも構わないと思います.それでも,まぁ頭の片隅に留めておいても良いのでは思う言葉を最後に.
踊る阿呆に見る阿呆,同じ阿呆なら踊らな損

参考URL

# 関係ないですが,上の2つのエントリは同じ方が書いてたんですね.