根っこはめんどくさい性格かもしんないけど、口にはださないよ。
http://anond.hatelabo.jp/20100814152139
だからここに書いてるのに「めんどくさい」って・・・・。はいはい、ごめんなさい。
電車で彼氏に本開かれた。 関連で,恐らくこの記事を書いたであろう人が上記のような返信を書いていたのが印象に残りました.
b:id:kanose 匿名ダイアリーはほんと行き場のない感情の墓場だ
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20090808183513
はてな匿名ダイアリー(通称,増田)に関しては上記のコメントが非常に印象に残っていて,これ以降常にそう言う目で記事を読むようになってしまいました.増田の記事に関しては,はてブのホットエントリ経由位でしか確認しないのでこれまでに目にした記事は(投稿された記事全体と比較すると)微々たるものですが,恋愛関係や人間関係についての記事については上記のような感想を抱くものが非常に多いです.
恋愛関係や人間関係ネタについては,他に 発言小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) や Yahoo!知恵袋 - みんなの知恵共有サービス 辺りで目にする事が多いのですが,これらと比較しても増田で見かける記事からは「行き場のない感情」と言うものを感じる事が多いように思います.この理由の一つとしては,発言小町や Yahoo! 知恵袋については,ある程度は他者からの回答を望める(少なくとも,投稿者本人はそう思っている)ものなのに対して,増田の性質上(回答を期待するような類のものではない),増田に投稿される記事は本人自身も「言ったってどうしようもない」ような諦めが入ってるからのような気もします.
チラシの裏に書く事と Web 上に投稿する事
上記のような記事に対して「チラシの裏にでも書いておけ」のような批判をしばしば目にします.確かに,その記事を投稿したところでどうにもならない場合が多く,Web 上で公開する事の危険性を考慮するとチラシの裏にでも書いて捨ててしまった方が良いと言う指摘は一理あります.
ただ,そう理解はしていても,私自身も愚痴を Web 上に投稿したりします(私の場合は,多くは mixi で公開範囲を絞った上で公開する事が多いですが).この辺りは言葉では説明できないのですが,チラシの裏に書くのと Web 上に投稿するのは満足感(?適切な言葉が分からない)がやはり異なるように感じます.「どうしようもないのは分かっているが誰かに聞いて欲しい」と言う要望が達成できるかどうかでしょうか.その意味では,上記のような「どうしようもない感情」を匿名で投稿すると言うのはそれなりに上手い使い方の一つのような気もします.
感情のコントロールと言うのは難しい問題です.各人が,致命傷にならない程度に,Web も(感情のコントロールに)うまく活用できれば良いなと思います.