引っ越しの際には「フレッツ光への加入」が交渉カードとなる

先週、学生時代から10年以上ずっと住んでいたアパートから気分転換のために引っ越したのですが、引っ越しの準備をしていて印象に残ったのが、「フレッツ光への加入の勧誘」が非常に多いと言うものでした。勧誘が本当に多く、家電量販店へ行っても、引っ越し業者に見積を依頼しても勧誘されまくりでした。

しかも各社とも結構な値引き(またはキャッシュバック)をしているようです。例えば私の場合は、何も考えずに最繁忙期(3月最終週の土曜日)に引っ越したので見積金額が酷い事になっていたのですが(安い所は軒並み埋まっており、空いている規模の大きな業者だと70,000円程度の見積)、フレッツ光への加入を条件に20,000円以下に抑えることができました。

その他で勧誘のあった話でも、家電量販店では20,000〜30,000円の値引きや、(無料の)引っ越し見積用のWebサービスでは30,000円をキャッシュでくれる等、万単位のお話も結構あり「フレッツ光、金ばら撒いてるなぁ」と言う印象でした。

同社が運営する「タダ引越」というサービスは、その名のとおり、引っ越し代が無料になるサービスである。無料になる条件は、時期によって変わるそうだが、単身者で、平日午後の時間帯、かつ転居する場所までの距離が20km以内であれば、おおむねゼロ円というから驚きだ。

ただし、ひとつ条件が付く。それは、インターネット回線の「NTTフレッツ光」との契約。引っ越しを申し込んだユーザーが、フレッツ光と契約すると、NTTから販売報奨金が同社に入ることになる。そこから引っ越し代金を捻出するという仕組みなのだ。

業界騒然の「タダ引越」。ゼロ円で引越しができるカラクリとは?

上記の記事を見たときは「凄いなー」と言う感想を持ったのですが、インターネット契約がなされるタイミング的にこのシーズンはかなり重要なので、上記に限らず、各サービスとも結構な条件(割引・キャッシュバック)を提示してくるようです。

特に、私のようにパソコンにべったりな人だとネット開通の契約はさっさと済ませてしまいがちですが、引っ越しの際に思わぬ交渉カードになる事もあるので、その辺りも考慮に入れておいた方が良いなと思いました。