CubePDF Utility 1.0.0

CubePDF Utility メイン画面

CubePDF Utility 1.0.0 をリリースしました。更新点は、PDFium ライブラリを Google Chrome 89 相当のものへの更新のみとなります。

CubePDF シリーズは 2018 年に大改修を行い、CubePDF Utility に関してはこれまで、大改修によって起こり得る不都合等の経過観察および修正期間と位置付けていました。思いの外、この期間が長くなりましたが、基本的な動作に関しては、ある程度の安定性が見込めるようになってきました。そこで、今回の更新で CubePDF Utility は β バージョンを脱し、正式版とする事とします。尚、CubePDF シリーズの大改修、および一足早く正式版がリリースされた CubePDF の情報については下記も参照下さい。

今回の 1.0.0 のリリースに関しては、正式版としての位置づけの他に、2.0.0 へ向けた準備期間の意味も含まれています。現在、CubePDF Utility に対しては下記のような課題を設定していますが、これらの改修には時間を要する見込みである事から、いったん現時点のものを 1.0.0 として区切りを付ける事としました。

  • 内部処理の修正(iText 5 から iText 7 への移行)
  • 各種 UI 操作の見直し
  • 閲覧 (Viewer) 機能の強化

今後についてですが、更新内容としては、しばらくは PDFium ライブラリの更新処理、および(確認された場合には)軽微な不都合修正のみとなります。そして、前述した課題に対して、全てまたは一部の改修目途が立った時点で 2.0.0 としてリリースする予定となっています。