CubePDF Page 4.0.0 or later

CubePDF Page メイン画面

CubePDF Page 4.0.0ダウンロード用ページ) をリリースしました。更新内容は下記の通りです。尚、4.0.1 以降の更新内容は本記事の最後に記載されています。

推奨環境の変更

CubePDF Page は、Microsoft から提供されている .NET Framework と言うフレームワークを利用して実現しています。これまで .NET Framework の推奨バージョンは 4.5.2 以降(動作可能バージョンは 3.5 以降)となっておりましたが、CubePDF Page 4.0.0 からは、これが .NET Framework 4.7 以降 に変更されます。この変更に関する背景等については、下記を参照下さい。

.NET Framework 4.5~4.6.2 がインストールされている環境では、.NET Framework 3.5 向けの実行ファイルがインストールされた後、それを互換モードで実行する形になります。そのため、これらの環境でも利用する事はできますが、細かな挙動で違いが生まれる可能性があります。例えば、CubePDF Page が PDF ファイルを編集するために利用している iText と言うライブラリは、最新版 (iText7) では .NET Framework 3.5 をサポートしていないため、旧バージョン (iTextSharp) を利用しています。

このような事情もあるため、可能な限り .NET Framework 4.7 以降に更新してのご利用をお願いします(ほとんどの環境においては、既に Windows Update によって自動的に置き換わっていると予想されますので、その場合は特別な対応は必要ありません)。尚、CubePDF Page は、インストール時に .NET Framework のバージョンに応じてコピーするファイルを切り替えています。そのため、.NET Framework を更新した場合は、再度 CubePDF Page の上書きインストールを実行して下さい。

文書プロパティおよびセキュリティ設定の追加

CubePDF Page 文書プロパティおよびセキュリティ設定画面

CubePDF Page 4.0.0 では、結合・分割後の PDF ファイルに対して、各種文書プロパティやセキュリティ設定を行えるようになりました。これらで設定可能な項目は、基本的には CubePDF Utility と同様ですが、暗号化方式に関しては選択されている PDF バージョンの中で最も強固なものに自動的に設定される事となっています。

尚、CubePDF Utility では、開いた PDF ファイルの元々の設定がそのまま引き継がれる形になっていますが、CubePDF Page では初期設定では何も設定されません。これは GUI の性質上、CubePDF Utility とは異なり「主となるファイル」がどれかが曖昧であるため、このような形にしています。CubePDF Page を用いて結合・分割を行う場合、お手数ですが手動による設定をお願いします。

アプリケーション設定の追加

CubePDF Page 設定画面

CubePDF Page 4.0.0 では、アプリケーションに対する設定がいくつか追加されています。尚、これらの内 重複リソースを削除してファイルサイズを削減する および 結合元 PDF ファイルのしおり情報を維持する の項目に関しては、不具合が発生した際の暫定的な回避方法の性質も強いものとなっておりますので、基本的には初期設定(有効)のままで問題ありません。

重複リソースを削除してファイルサイズを削減する

この項目を有効にすると、複数の PDF ファイルを結合する際にフォント情報などのリソースが重複する場合、できるだけ重複部分を削除してファイルサイズを削減するよう試みます。現在、この機能を有効にした場合、一部の注釈等において結合前と異なる見た目になる事例が報告されています。そのような現象に遭遇した時には、この項目を無効にする事も検討して下さい。

結合元 PDF ファイルのしおり情報を維持する

この項目を有効にすると、結合元のそれぞれのしおり情報も結合した上で最終的な PDF ファイルを生成します。現在、CubePDF Utility および CubePDF Page において、PDF ファイルの結合に失敗する事例がいくつか報告されていますが、それらの多くはしおり情報が原因になっているようです。そのような現象に遭遇した時には、この項目を無効にする事も検討して下さい。

作業フォルダー

CubePDF Page が結合・分割処理を実行する際に、一時ファイル等を作成するフォルダーを指定します。CubePDF Page は、初期設定では保存先フォルダーを作業フォルダーとしても利用しますが、保存先フォルダーがネットワークに接続された別の端末である場合、処理速度が著しく低下する可能性があります。このような場合には、あらかじめ作業フォルダーを決めておく事によって、そのような現象を回避できます。尚、初期設定のままで問題ない場合、この項目は空欄にして下さい。

表示言語

CubePDF Page メイン画面のメニュー等の表示言語を設定する事ができます。対応言語は English (英語)と Japanese (日本語)の 2 種類です。また、表示言語で Auto を選択した場合、Windows の言語設定に応じてどちらかの言語が自動的に選択されます。

英語表示に対応

CubePDF Page の英語表示

CubePDF Page 4.0.0 では、日本語に加えて英語表示に対応しました。初期設定では、Windows の言語設定に応じてどちらかの言語が自動的に選択されます。明示的に日本語、または英語表示に変更する場合、CubePDF Page 設定の 表示言語 の項目を変更して下さい。

ファイル名に数字が含まれる場合の並び順を改善

CubePDF Page では、複数のファイルを一括して Drag&Drop によりファイル一覧に登録する事ができますが、ファイル名に数字が含まれる場合にユーザの意図とは異なる(と予想される)並び順になる事がありました。

例えば、image-1.png、image-2.png、……、image-9.png、image-10.png と言う 10 個の画像ファイルを選択して一括して Drag&Drop した場合、CubePDF Page 3.6.1 では image-1.png、image-10.png、……、image-9.png と言う並び順で追加されていました。CubePDF Page 4.0.0 ではこの挙動を改善しています。

iText7 の更新

CubePDF Page 4.0.0 では、PDF 編集に利用しているライブラリ iText7 を最新バージョンである 7.2.1 に更新しました。尚、前述した通り、.NET Framework 3.5 向けには iTextSharp の最新バージョンである 5.5.13.3 が利用されています。

CubePDF Page 4.0.1 以降の更新

CubePDF 4.0.1 以降の更新内容は下記の通りです。

  • 4.1.0 (2022-12-01)
    • iText 7.2.4 に更新
    • 内部処理を改善 (CubePDF 3.0 のコードベースを適用)
  • 4.0.3 (2022-07-11)
    • iText 7.2.3 に更新
  • 4.0.2 (2022-04-18)
  • 4.0.1 (2022-03-30)
    • CubePDF Page 4.0.0 において、全角数字の含まれるファイルを追加しようとするとエラーとなる不具合が確認されたため、4.0.1 において該当の不具合を修正しました。尚、4.0.0 においてファイル名に数字が含まれる場合の追加時の並び順を改善しましたが、全角数字に関しては従来通りの挙動となります。

CubePDF Page をご利用のユーザーは、CubePDF Page ダウンロード用ページ より最新版インストーラーをダウンロード後、上書きインストールによる更新をお願いします。また、ソースコードは GitHub 上の弊社リポジトリ で参照・取得する事ができます。