議論の必要性

昨日,ちょっとしたことで議論(話し合い)がありまして,その議論がgdgdで終了してしまいました.個人的に,議論というものはあまり好きではないのですが,議論しなければならない状況が必ずあるということも漠然とですが認識しています.なので今日は,今頭の中にあることの整理という意味も含めて「議論」というテーマで.


まず,議論といっても様々な場合があります.そこで,最初を議論を次の2パターンに大別してみました.

  1. 全員が概ね同じ方向性の考え方を共有している場合
  2. 相反する2つの(もしくはそれ以上)方向性の考え方を持つ人が存在している場合

1.の方で問題になることはあまりないと思います(打ち合わせなどで,細かな部分の調整を行うための議論がこちらになるかなと思います).それに対して,2.の場合は(当たり前ですが)往々にして意見の衝突が起こります.


このとき,議論に参加している人が答えはひとつ(もしくは妥協点が必ず見つかるはず)と考えているか答えはひとつではない(どちらの意見もそれなりに是も非もある)と考えているかでまた変わってくるのだと思います.そして,議論がgdgdになる場合は,前者の考えでありかつ自分の考えが正しいと考えている人が複数人いる場合ではないかなと思います.さらに言うならば,この自分の考えが正しいと考えている人達が(言い方は悪いですが)頑固であったり熱くなりやすい(議論が熱くなるにつれて意固地になって他人の意見を受け入れなくなる)人であった場合には,gdgdする可能性はさらに大きくなります.


個人的には,相反する考えの人同士の議論はあまりすべきではないかなと思います.1度はいいと思いますが,それ以降は往々にして不毛な争いが続くだけになります(言わゆる,「さわんじゃね」).何度も議論することで新たな発見があるかもしれないという意見も聞きますが,可能性としてはそれは結構低いのではないかなと・・・


どうしても議論せざるを得ない場合には,まず自分の考えのデメリットと相手の考えのメリットをしっかり把握すべきかなと思います.相手に自分の考えのデメリットを指摘されるとやはり多かれ少なかれ熱くなってしまい,正常な判断ができにくくなります.なので,その前にあらかじめデメリット等をしっかりと把握して,議論の場ではできるだけ冷静に考えられるコンディションに持っていくのが重要ではないかなと思います.


・・・と,言うのは簡単ですが実際は(私も含めて)そういった理想とは程遠い議論になってしまう場合が多いのが何とも・・・なかなか難しいです.