アクセス解析が有用な規模

訪問先に「あしあと」がついてしまうのを気にする反面、自分のページに誰が訪れたのかも気になるし、挨拶としてわざとつけるようなこともある。SNS の「あしあと」は、言葉を使わないにもかかわらず、重要なコミュニケーションツールとなっているようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070308-00000014-inet-inet

SNSを語る上で重要な機能の一つとなった足跡機能.これまでのWebサイトでのアクセス解析に近い役割を担っている訳ですが,最初にこれを導入しようと考えた人はなかなか凄いなぁと思います.

さて,個人的な経験談ですが,アクセス解析を見ていて最も面白いのは数10〜数100/day程度のアクセス規模のサイトではないかな,と思います.今のこのblogがちょうどそれ位のアクセス規模なのですが,この位であれば1日分程度のログであれば,どこから飛んできているのか(Referrer)などをザッと見るだけで把握することができます.これがもう少し規模が大きくなってくるとそうもいかなくなります.以前やっていたWebサイトは,(ピーク時で)3000/day程度のアクセス規模だったのですが,この規模でも既に全部を見ることは不可能に近くなり,多くのアクセスを記録しているリンク先をいくつかチェックするだけで終わってしまいます.それはそれで有用ではあるのですが,思いがけないサイトを見つけるなどの楽しさを味わうためには,ある程度規模が小さい方が有利なのかな,と思ったりもします.

そう考えると,アクセス規模的にもアクセス解析的なツールはSNSに良くマッチしていたのだなぁと感じます.

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