CubeVP および CubePDF SDK 4.0.0

CubePDF と CubeVP の比較

CubeVP および CubePDF SDK 4.0.0 以降の更新

  • 4.0.2 (2021-09-07)
    CubePDF SDK 4.0.2 へ更新
  • 4.0.1 (2021-08-12)
    CubePDF SDK 4.0.1 へ更新

CubeVP および CubePDF SDK 4.0.0

CubeVP および CubePDF SDK 4.0.0 をリリースしました。更新内容については、下記の通りです。

CubeVP

CubeVP に関しては、機能変更等はありません。CubeVP が利用している共通ライブラリ等の更新への追随のみとなっております。尚、今回のリリースでバージョン番号を CubePDF SDK と合わせる事としました。その都合で、CubeVP 3.0.0 はスキップ扱いとなります。

CubePDF SDK

CubePDF SDK は、内部処理の修正が主となっております。大きな変更点は、下記の 2 点です。

  • 変換後の PDF ファイルを編集する際に利用するライブラリを iTextSharp (iText5) から iText7 に移行しました(.NET Framework 3.5 向けを除く)。
  • .NET Standard 2.0 に対応しました。

尚、今回のリリースではいくつかの破壊的な変更が実施されています。CubeVP のドキュメントに記載のある範囲での破壊的な変更点は下記の通りです。

  • 設定内容を読み込む際に指定する Format の定義されている名前空間が Cube.DataContract から Cube.FileSystem.DataContract に変更されました。
  • SettingFolder および SettingValue クラスから、CubePDF の更新確認 (CubeChecker.exe) に関する設定内容を削除しました。
  • SettingValue.Busy プロパティを Facade.Busy に移動しました。

また、破壊的変更ではなくメソッドの追加(オーバーロード)と言う形で、いくつかの見直しを行っております。この結果、CubePDF SDK を用いた最も簡単なサンプルコードは、下記のようになりました(CubePDF の初期設定で、GUI 非表示で、PDF への変換処理を実行したいユーザー向け)。

// using Cube.Pdf.Converter;

static void Main(string[] args)
{
    using var facade = new Facade();
    facade.Settings.Set(args);
    facade.Invoke();
}

より詳細な情報については、CubeVP および CubePDF SDK ユーザーマニュアルCubePDF SDK の利用方法CubePdfLite のサンプルプログラム も参照下さい。